松本薫選手の『夏が終わる』

夏フェスに参戦する人は「元気だなー」と思う。
暑いのがチョ~苦手な私にはちょっと信じられない。

しかも、自分のお目当て以外のアーティストもわんさか出るんでしょ?
ストライクゾーンの狭い私にはちょっと信じられない。

さてオリンピックも終わって、夏も3分の2は終わったって感じね。
そこで、スピッツの『夏が終わる』ですよ。(ムリヤリやな)

夏の終わりをテーマにした歌って、何気に良曲が多いのよね、『少年時代』とか(ベタやな)。
涼しげだし切ないのがイイね。

『夏が終わる』も、出だしからこの上ない清涼感&爽快感。
ストリングスやホーンセクション全開なんだけどもベタベタしてない。
このさわやかさは、『青い車』に匹敵するほどだ。
でもそれだけでは終わらずに、しんみりした切なさまで感じさせる。

今まで何度も言ってるように、私はマサムネ氏の歌詞を深読みするのが好きではない。
でも『夏が終わる』の中の「彼」にはどうしてもひっかかる。

♪彼はもう 涼しげな襟もとを すり抜ける・・・女心を歌ったものかと思いきや、そうではない。
じゃ、「彼」って何なのか。私なりにいろいろ考えてみて、ひとつの答えにたどり着いた。

「秋風」のことではないかと…(あ、あれ?違う?)。
だってこのフレーズの前の歌詞は♪遠くまで うろこ雲 続く  だもの。
いろんなものが少しずつ秋めいてきてるわけよ。

彼女はね、襟ぐりの広い涼しげな服を着てるのよ。
その中をね、秋風がサッと通り抜けるわけ…どう?
ひそかに季節が移ろいつつあることを表現したいわけ…どう?どう?

ちなみに、2番の♪キツネみたい 君の目は 強くて のところで、時節柄、柔道の金メダリスト 松本薫選手がどうしても浮かんできちゃうんだけどー。
ま、彼女の場合、「キツネ目」どころじゃないんだけどさ(笑)。

マサムネ氏は野性的な女の子が大好物らしいが、薫ちゃんのことも好きかなー。
ま、彼女の場合、「野獣的」なんだけどさ(笑)。

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