パフィーを俺色に染めた奥田民生

奥田民生の『さすらい』を聴くと、巷の人は大家族番組『ビッグダディ』を思い浮かべるようになっちゃったんだろな…それでいーのか?奥田民生。

『さすらい』はスピッツもカバーしてる。
(関連記事…幡 蒼子のおこりんぼ日記3: マサムネ氏のちょこっとチェッカーズ
『さすらい』も悪くないが、私は『愛のために』が好き。



どっこい90年代がよみがえってくるなぁ、懐かしい…。
今度絶対カラオケで歌おう。きっと気持ちイイぞ。

さて、奥田民生がプロデューサーとして手がけたのがパフィー。
パフィーって、ほとんどハモらない。そしてビブラートもない。悪く言えば一本調子。

どうも奥田民生がビブラートを禁止したらしい。そう言えば、彼もビブラートを効かせない。

そして彼は、彼女らの渾然一体となる声に魅力を感じ、あえて同じ旋律を歌わせたのだそう。

パフィーはデビュー曲から4作目までずっとミリオンヒットを飛ばしていた…スゴイ話だ。
しかし5作目で記録は途切れ、それまでヒットチャート1位を獲得していたのも、5位に終わる。

確かに5作目は、タイトルを聞いても「はて、どんな歌だっけ?」ってなカンジ。

人気凋落の危機を救ったのが草野マサムネ氏だという声もある。
奥田民生から依頼され、『愛のしるし』を楽曲提供。ヒットチャート3位に浮上する。

それはそれはパフィーらしい楽曲だった。あまりにもパフィーらしすぎて面白くなかった。
というか、もうそのノリ(脱力系)に世間が飽き始めた頃なのかもしれない。

そして案の定、その後はずるずるとヒットチャートから遠ざかってしまうのである。


それにしても本人出演によるCMタイアップ曲の多いことよ!
確かに、CM映えする人たちではある↓↓↓。

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