ついにファンが聖子を見限るのか?

Very Very(初回限定盤)松田聖子のニューアルバム『Very Very』。

amazonでの購入者の評価が、ちょっと面白いことになってる。

何と、ほとんどの人が「☆1個(最低評価)」を選択しているのだ。

CDなんてのは、やっぱそのアーティストのファンが購入するケースがほとんどなので、評価も甘めだったりする。

にもかかわらず、この辛口評価である。

どれだけこのアルバムがダメダメなのかっちゅーことだ。

もうファンは聖子を見限ったのではないか。

聖子ファンは、聖子の全てが好きで、コンサートやディナーショーにも足しげく通い、何でもかんでも購入する人が多い(←失礼?)。

それが聖子を甘やかしたのかも。

私なんぞは、80年代の聖子にしか興味がないし、彼女の作詞のセンスを全く評価してないし、昨今のネバっこい歌唱法には嫌悪感すら抱くような人間である。

今回の評価に対して、「あ、やっと気づいた?」ってなもんである。

作詞センスのなさは、タイトルにも表れる。
4は昔のシングルのB面『ボン・ボヤージュ』の続編という意味で、9は竹内まりやプロデュースなので、それら以外のタイトルを見てほしい。
いかにも中学生が考えそうなタイトルではないか!

1. 涙のしずく
2. Someday
3. Very Very!
4. ふたりのボン・ボヤージュ
5. The fantastic world
6. Your Magic
7. You are everything ~あなたがすべて~
8. Thank you for these memories
9. 特別な恋人
10. あなたと生きること

…聴かなくてもショボさがわかるよ。

コメント

  1. 蒼子さん、はじめましてー。

    今日から松田聖子さんの夏のツアーVery Veryがスタートしました。

    これがいつも以上に大好評のようです。

    なぜファンが毎年コンサートに足しげく通うのか?

    ぜひ蒼子さんの目で確かめてきてほしいです。

    実際に観てから、聴いてからの本物の辛口コラムを読ませてください。蒼子さんならどう評価されるか興味津々です。

    よろしくお願いします。

    返信削除
  2. よしおかさん、コメントありがとうございます。

    聖子ファンでいらっしゃるのですか?
    もし気分を害されたのだとしたらゴメンなさい。

    コンサートに行く気もアルバムを聴く気も一切ないので、こんなことを言う資格もないのかもしれませんが、ついにこんな(ファンからも低評価をつけられるような)時代が来てしまったんだなーと、昔の栄光を思えばただただ残念でならないのです。

    返信削除
  3. 蒼子さん、返信ありがとうございます。

    はい、私は聖子さんファンですが、気分を害したのではなく、興味がわいたのでコメントさせていただきました。


    【聖子ファンは、聖子の全てが好きで、コンサートやディナーショーにも足しげく通い、何でもかんでも購入する人が多い(←失礼?)。】←この言葉にあれっ?と思ったのです。

    CDの売り上げとコンサート動員数を考えると、明らかに一万人の会場でほんの一握りのファンしか、CDを買っていませんし、ディナーショーに至っては、コアなファンがアウェイ感を感じるほど、コンサートにも行ったことのないセレブなお客様が大半を占めます。

    要するに、なんでもかんでも的なファンではない人たちが、どうして松田聖子に惹かれるのか?過去のヒット曲が多いという理由だけではないはずです。チケット代も高いのに、何十年もこの現象が続いているわけですから。

    そして【80年代の聖子にしか興味がない】蒼子さんが、なぜ【今の松田聖子】を追いかけるのか?なぜスルーできないのか?その情熱はなんなのか?私は自分にとって過去の人に関して、蒼子さんのようにエネルギーが使えないので、私からみればとても不思議なエネルギーに見えます。

    【コンサートに行く気もアルバムを聴く気も一切ない】のに、【今の松田聖子】を目で追い続ける蒼子さん。


    そんな蒼子さんに実際にコンサートを観てもらったら、本当の【今の松田聖子】の分析をしていただけて面白いのではないかと思ってコメントを入れさせていただきました。

    これが私の率直な感想です。長文失礼いたしました。

    返信削除
  4. よしおかさんへ

    言葉足らずでゴメンなさい。
    「80年代の聖子にしか興味がない」と言うより「聖子の音楽は80年代のものしか興味がない」です。

    結局、聖子本人にはずーっと興味があるのです。
    テレビ出演すると聞けば必ず観ますし、こうやってブログにも「松田聖子」カテゴリーを作ってるぐらいですから。

    かわいさ余って憎さ百倍…ってことなのでしょーか(違うか…)。
    「何で!?何で!?」というもどかしい気持ちがあります。歌唱力の低下、稚拙な歌詞、口パク…どれもこれも残念でならないのです。しかし、これらのことを差っぴいても余りある魅力が彼女にはあります。

    あ、その「魅力」がどういうものか?ってことですよね。
    例えば『松田聖子 今を語る』という番組があったとしましょう、必ず私は観るでしょう。しかし同じように『中森明菜 今を語る』も『小泉今日子 今を語る』も必ず観ると思うのです。ですから、特別に魅力を感じているのかどうかは、はなはだギモンです。ま、確かに魅力の度合いは大きいのでしょう。

    私には好きなブロガーさんがいます。
    そもそも何で好きになったかと言えば、聖子を見る視点が自分と同じだったから。「あ、聖子をまるごと受け入れているわけではない聖子ファンがいる!」と思ったんです。それまでは、聖子ファンと言えば盲目的で、聖子のやることなすこと、まるごと受け入れてるイメージがありました。

    私は自分のことを「聖子ファン」とは認めがたい(いろんな意味で)。
    ですが、その人は本物の聖子ファン。毎年コンサートに出かけ、CDも買い続けてる。CDなんか結構ボロくそに言ってるんですけど、やっぱりコンサートにはついつい行ってしまうのだそう。

    楽しそーじゃないですか、聖子のコンサート。
    私は口パクもイヤだし、粘っこい歌い方もイヤなので、これからも行くことはないと思いますが、多くの人はそんなことは気にせず、今も昔と変わらずキラキラ輝き続ける聖子を堪能しに、いや、そういったキラキラした夢の空間に身を委ねるために、コンサートへ足を運んでいるのではないでしょうか。

    聖子が人を惹きつけてやまない理由…それは「キラキラ感」なのかもしれません。

    返信削除
  5. 蒼子さん、真摯なお返事をいただき本当にありがとうございました。最初はコメントを入れる事を、逆に気分を害されるのでは・・・と迷いましたが、貴重なご意見が聞けて感謝しています。



    キラキラ感・・・確かにそうですね。

    私個人的には、今の聖子さんのコンサートは、ちゃんと年を重ねた人間だけが持つ器の大きさや人間臭さが、いい具合に融合されているところに魅力を感じています。

    夢の空間でありながら、一人ひとりが年を重ねてきた事をちゃんと肯定できる場所でもある不思議な空間。

    聖子さんが年齢的に声が出にくくなっているのも現実であれば、ファンもオールスタンディングで聖子コールをし続ける体力がまったくなくなっているのも現実。

    努力して改善できることなら、聖子さんは決して努力を惜しまない人。声が出なくて一番辛いのはファンではなく聖子さんご自身。

    蒼子さんのように聖子さんに対し厳しい見方ができないのは、私自身が自分に対しても甘い人間なのでしょうね(笑)。

    どんな厳しい状況でも努力し続け、進化し続ける人間・松田聖子を今年も観に行ってきます。それを盲目といわれるのなら、それでいいやと思える自分が面白いです(笑)。


    蒼子さん、本当にありがとうございました。

    返信削除

コメントを投稿