ついに西田尚美が北乃きいの母親に?

「あ、また…」と思ったんである。
今度は西田尚美が21歳の北乃きいの母親役を演じているのだ…ダイハツのCMで。

ちょっと前までは、ファブリーズのCMで3兄弟の母親役を演じていた。
その3兄弟というのが15~19歳ぐらいの年齢。当時、西田尚美は40歳になるかならないかぐらいの年齢で、しかも彼女は若く見えるので、彼らの母親役というのが、私にはちっともしっくりこなかった。

どちらのケースも、西田尚美の年齢を考えると、20歳そこそこで、その子たちの親になったということになる…それは一般的にもあり得ないことではない。

でも母親っぽく見えないのなら、それはキャスティングに問題がありゃしないか。
おかーちゃんっぽく見える女優がいたとして、彼女が西田尚美より実年齢が若くても、それが親子として「絵」になるのならそっちの方がいいだろう。

とにかく西田尚美は若く見える…夫役のピエール瀧やリリーフランキーと、それほど年齢は離れていないのだが、彼らの後妻にしか見えない(彼らが老けている、とも言える)。しかも実際、3兄弟や北乃の母親役にしては実年齢も若いのだ。だから「一体なぜ西田尚美が?」ということになるワケである。

黒木瞳は黒木瞳で、ほんの数年前まで、いろんなCMでずいぶん小さな子の母親役をしていて違和感があった。黒木瞳こそ、3兄弟や北乃の母親役にふさわしいではないか…年齢的にも見ため的にも。

なぜ西田尚美は、そんなに生き急ぐのか…(笑)。

そこで古尾谷雅人や田中実が思い浮かぶのである。
彼らは40代半ばで自ら命を絶った。

その時の報道で、「40代に入った俳優は、一部の人を除いて仕事が激減する」とあった。
要するに、俳優として中途半端な年齢となるのである。何者にもなりにくい年齢というか…。

だから、西田尚美は早く(役者的に)何者かになりたいのではないか。
彼女はどーやら「母親」というものに狙いを定めたようだ。

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