♪ルーララー 世界の歌になる~

由紀さおりのシンデレラストーリーね。
素晴らしい歌声と実力を兼ね備えた人だけど、そこに「運」が重ならなきゃ今回のようなことにはならない。

ジャズオーケストラグループのリーダーが、中古レコード屋でたまたま彼女の昔のレコードを見つけ、その透明感ある歌声に魅了され、今回のコラボレーションアルバムをリリースすることになったんである。
1969
↑このアルバムに収録されている曲のほとんどが、日本語で歌われた日本の曲。

1963年に坂本九が『上を向いて歩こう』(SUKIYAKI)で米ビルボード3週連続1位という快挙を成し遂げているが、それに迫りつつある快挙なのだとか。

『上を向いて歩こう』も日本語で歌われた日本の曲だしな。

多くのアーティストが「アメリカ進出」を志し、向こうで英語の歌を出すけどパッとしない。

英語で歌おうが日本語で歌おうが関係ないのだ…ぶっちゃけ歌詞なんて関係ない。
要は、メロディーと歌声だ。

坂本九だって、かなり個性的で印象的な、ひとつの楽器でもあるかのような歌声だ。
メロディーもさることながら、九ちゃんの歌声というのも快挙をもたらした要因である。

メロディーもなぁ、あちらの音楽を意識した作りにしない方がいーんじゃない?
なかなかあちらの人が思いつかないようなメロディーラインと魅力的な歌声で勝負だわよ。

…ってなると『ロビンソン』じゃない?やっぱ (またかよ、アンタ…幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 『ロビンソン』ヒットのキーパーソン?)。
あれだけ日本人を魅了した曲だもの、外国人も魅了されるでしょーよ。
きっかけさえあれば、世界に羽ばたいてたんじゃなぁい?

過去に『ロビンソン』をカバーしたイギリスの「Ouch」というバンド。
彼らもいろんなアーティストの曲の中からスピッツの『ロビンソン』を選んだのだとか。

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