続・スピッツがついに他の歌手の曲を…

先週のブログ記事「幡 蒼子のおこりんぼ日記3: スピッツがついに他の歌手の曲を…」の続編です。

やっぱただの偶然じゃないと思うのよ。
ドラマ制作関係者の中にスピッツファン(特にマサムネファン?)みたいな人がきっといるね。

その人は、マサムネ氏が過去に『タイム・トラベル』をカバーしたことがあるのを知っていて、キム・テヒファンであることも知ってる。そして西島秀俊が『サイクルヒット』CM等に出演したことも知ってる。

スピッツ(特にマサムネ氏)を中心に置いて、もろもろのことが決まっていった感じすら受ける。
じゃなきゃ、こんなスピッツライン、不自然だろ。

最近、頭の中にずーっと鳴り響いている『タイム・トラベル』。
松本隆の歌詞が秀逸!それと、原田真二のメロディーが何とも個性的!
この曲はメロディーもリズムも非常に難解で、この曲を歌いこなせるか否かが、歌の上手い人とそーじゃない人とを分ける決め手になりそうだ。

似てるのよー、歌い始めの声っつーか歌い方が…原田真二とマサムネ氏。
原田真二が乗り移っちゃってるカンジね。マサムネ氏、少年の頃よく聴いてたんだろな。

基本的に私、カバー曲は原曲を超えないと思ってるのね。
どうしてもカバーをやりたいんなら、自分の声質とは違ったタイプの人の曲をやらなきゃね。
そうじゃないと本家に負ける。

原田真二とマサムネ氏の声のジャンルは同じかも。歌声が高音でハスキーがかってる。
原田真二も相当魅惑的な声の持ち主だ。原田真二の方がよりハスキーで、色っぽくて、声の調子が強めで、情感こもってる。

あぁ…何であえて同じジャンルの声の人の曲を…。
全く個性の違う人の曲をやってほしかったな。

そもそも私、『タイム・トラベル』って、10年以上前にマサムネ氏が歌っている映像で知った曲なのね。でも「うわッ、つまんねー歌」と思って、きちんとは聴かなかったの。
とにかくマサムネ氏が歌う『タイム・トラベル』の方を先に聴いてしまってたわけだけど、後で原田真二バージョン(ってか、こっちが本家)を聴いたら、断然原田バージョンの方が良くて。

カバー曲は原曲を超えないって法則が、私の中で強固なものになっちゃったのよね、かなしーかな。

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