マナマナモリモリ仕事こなすよ♪

芦田愛菜が毎日のようにテレビに出ている。
過剰労働じゃね?まだ小さいのに大丈夫かなー。

子役って結構使い捨て。
稼げるうちにたっぷり働かせよう、といった大人の思惑が見え隠れする。

芦田愛菜はお利口さんである。子どもなのに機転が利く。
何が求められているかを瞬時に察知できるのである。

愛嬌もある。
「自分を可愛く見せよう」というよりむしろ、「世間の人たちはこういう自分を望んでいるはずだから」ということで、愛嬌たっぷりに振舞っているのだと思う。「期待に応えなきゃ」と。頑張り屋さんなのだ。そして彼女の健気さ、天真爛漫さに大人たちは目を細める。

演技力だけではなく、歌唱力もあった。
そこらへんのアイドルより上手い。
どんだけ器用なんだ、このコ。

ところで『マルマルモリモリ』のダンスはいそがしい。
だから歌番組に出演したときは、必ず口パクだった。
いーのかなー、大人がさ、7歳の子どもに「歌わなくていーからねー、お口をパクパクしてるだけでいーからねー」って言うわけだろ?そんなことを教えていーのかね?まずいだろ。

そしていよいよ、ソロデビューである。何とアルバムも出るとか。
『マルマルモリモリ』の流れを受けて、ソロデビュー曲もダンスが忙しい。
私がテレビで観たとき、またもや口パクだった。
ダンスをおとなしめにして、生歌を歌わせてやれよって。
何だか彼女が操り人形のように見えて痛々しかった。

曲もな~、「いかにも」ってカンジだ。すごく打算的なものを感じる。
子どもらしく元気いっぱい、キュートさ全開、みたいな。
あくまでも明るく陽気なハッピーソングってやつね。

その路線、私には何だかガッカリだ。
チキンラーメンのCMソングの方が良かった。
マイナー調でちょっとやみつきになりそうだった(笑)。
チッキンラーメちょっぴっとだっけ好っきーになてってっとてっと♪(←歌詞はテキトー)

過去に子ども向けの歌で大ヒットした曲も、マイナー調が多い。
『だんご三兄弟』『黒猫のタンゴ』『およげ!たいやきくん』…
そういった曲の方が、子どもも大人もそそられるのかもよ~。

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