マサムネ氏のハンカチーフと赤い果実

♪赤ん坊泣く突然あらわれた赤い果実~♪
これは何の曲の歌詞だか、おわかりだろうか。

ない!こんな曲はない!こんな歌詞など存在しない!
全ては私の聞き間違い(そして思い込み)によるものだ。

スピッツ『幻のドラゴン』の2番の歌詞のアタマを、完全にこう思い込んでた。
そしてそれが誤りであることに、ついさっき気づいたのである。
正しくは、♪予感もなく突然あらわれた赤い果実~♪ である。

しかも昨日、完全に誤った状態で、とある「発見」までしてしまったから恥ずかしい。
どういうことかって?「『赤い果実』の意味がわかったどー!」ってこと。
ホラホラ、赤ん坊が泣くと差し出される、赤ん坊の好きなモンのことだわよッ。

「さっすが、マサムネ氏はいろいろ例えるねー!」なーんて思ってさ。
もう、ホンットにバカだね、アタシは。今回ばかりはヒド過ぎるわ。

ところで、作曲家 筒美京平氏の作る曲が大好きだった子ども時代の私。
「いい曲~、誰が作ってんだろ。うわッ、やっぱ筒美京平だ!」みたいな。
編曲の人までチェックするヘンな子どもであった(ダジャレじゃないよ)。

4年前、そんな彼のトリビュートアルバムが出た。
マサムネ氏も参加してんのよね、『木綿のハンカチーフ』をカバーして。

『木綿のハンカチーフ』て…あぁ…何てベタな…。
なんちゅーか、その曲だけはやめてほしかったな、みたいな。

マサムネ氏の歌声にホレ込んで「あの曲歌ってほしいな、この曲歌ってほしいな」と思う私であるが、マサムネ氏の『木綿のハンカチーフ』はそんなに聴きたいと思わない。
あまりにも容易に想像できて面白くないもーん。

それにやっぱあの曲は、太田裕美のもんだよ、完全に。
彼女の声あっての『木綿のハンカチーフ』だよ。

『木綿のハンカチーフ』みたいに、女性が歌う「キミ・ボク」的世界で、なおかつ筒美氏が作った曲で言うなら、小泉今日子の『夜明けのMEW』がマサムネ氏に合うと思うんだがな。


ホラ、歌詞に「猫」出てくるし。

コメント