伝説のマサムネコに出会った

草野マサムネ氏の歌声のピッチを上げたのが「マサムネコ」。
確かに女の子っぽい声になるが、特にサビの部分なんかは変声期前の11歳ぐらいの男の子の声に聞こえなくもない。やみつきになりそうな歌声である。


確かに、元はマサムネ氏の歌声だってことがわかる。
あの人の「ナ行」の発音は独特だもん。
マサムネコになっても、それが残ってる。

オーディションで、珠玉の歌声を持つ人たちをセレクトしてアルバム作ってほしいぐらい、歌声重視派の私。もっと日本に「歌声信仰」みたいなものが根付けばいいのに(何だそれ)。マサムネコのような声を持つ男の子がいたとして、その子がたとえブチャイクでもぜーんぜん可。

さて今回のライヴで気づいたんであるが、私がきちんと歌詞を覚えているスピッツの曲って、実は少ない。何十回聴いた曲でも、歌詞を覚え切れていない。そもそも覚えようとしなかったし、マサムネ氏もそんなに滑舌がいい方ではないし。特にスピッツに関しては「歌声&メロディー」を堪能するもんで、歌詞カードを見ながら歌うってこともない。そりゃ、音楽と一緒に口ずさみはするが、何となーくニュアンスで歌っていた。

『青い車』なんて本当にヒドかった。
とわに続くような掟にあきたら ♪ を ♪とわに続くようなボルテージ上げたら ♪ と思い込み
生きるということは木々も水も火も ♪ を ♪生きるということはいつもいつの日も ♪ と思い込み
心の落書きも躍り出すかもね ♪ を ♪心の奥ガキも怒り出すかもね ♪ と歌っていたが、これはさすがに「絶対違うだろうな」と思いつつ…。

んもうッ、デタラメばっかである。
マサムネ氏はとっぴな言葉を入れるので、検討つけにくいしねぇ。ライヴでも多くの曲を口ずさんだ私であるが、周りの人たちに聴こえていないことを願うばかりである。

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