アニキじゃなければ金八じゃない

「金八先生ファイナル」ねぇ…ドラマにしない方が良かったかもね。
単なる新旧ジャニタレドラマでしかなかったし。薄っぺらのね。

今までの卒業生たちのビデオレターで良かったんでないの?
「金八先生へのメッセージ」ってカンジで、昔の映像とともにね。

もうさ、私の中で「金八先生」ってのは、シリーズ1とシリーズ2だけなのよ。
もうこの2つのシリーズは別格ね。

シリーズ2からほぼ10年後にスタートしたシリーズ3の時に私は中学生だった。
ドンピシャの世代のはずなのに、ちっともしっくりこなかった。つまらなかった。

それ以降のシリーズも、私にとっては全くつまらないものだった。
別格シリーズとの違いを考えてみた。
・生徒役たちの演技がヘタ
・生徒のテンションがおかしい(演出がヘン)
・ストーリー展開が不自然で極端すぎる
・キーパーソンとなる生徒だけが目立っている
いろいろ書き並べても何か足りない。感覚的なものだ。何かつまんないのである。
それが証拠に、シリーズ3からガタッと視聴率が落ちていく。

そして大事なことに気づいた。
シリーズ3から金八先生の若さがグッとなくなるのだ。おっさん先生なんである。
それも影響してるんだと思う。いやー、若さって大事。
おっさん先生が生徒たちを諭してる姿って、もろ「説教」だし。
金八先生って「若さ」あってのものだったんだね。アニキ的なさ。

やっぱシリーズ2の加藤優役の直江喜一の演技が抜群に上手かったなぁ…としみじみ。

コメント