歌が上手いだけじゃダメなんだね

ケミストリーがデビュー10周年を迎えるそうで、結構テレビに露出している。

ケミストリー、2年目あたりまでは勢いあったのになー、その後失速…。

それは何故か。

2人はホントに歌が上手い。

しかし、ただ上手いだけ。こちらの心に響くものがない。

アジもなけりゃアクもない、パンチもない。

スルスルと通り抜けていく感じ。何か物足りない。

ケミストリーを、「大キライ」と言う人もいなければ「大スキ」と言う人もいないのではないか。

同じ男性デュオ(?)のチャゲ&飛鳥…もう、アクがあるのなんのって。
それだけに「大キライ」派もいれば「大スキ」派もいた。だから黄金時代が長く続いた。

ケミストリーの2人は、せっかく風貌(雰囲気)が正反対なのに、歌声や歌い方はほとんど同じなので、「スルスル感」も2倍だ。

2人が歌が大好きなのは、とってもよくわかる。

目を閉じて、手をヒラヒラさせて歌うことからもよくわかる。

ただ、自分たちが気持ちイイだけなんじゃないかって。
上手く歌うことだけに専念しているような。上手いことをアピールしたいだけのような。

自己陶酔した恍惚の表情を見せられるたびに、ちょっとヒいてしまう私である。

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