見直した芸人と見損なったプロレスラーと

「どうしてこの人が『吉本男前芸人1位』なんだろう?」という思いしか抱いてなかった…ライセンスの藤原には。

それが、今回のドッキリ番組「パニックフェイス」で彼を見直すこととなる。
思わず「エライ!」って言っちゃったもんね。

美人のメイクさんが藤原にメイクしながら、いきなり頬と首筋にキスするのだ。その段階では藤原も「けったいなことするやっちゃなー」ってカンジで、驚きながらも面白がってた。でも「目をつぶってください」(←いかにも唇にキスしようとするカンジ)と言われた藤原は、諭すように「仕事しましょーよ」ってなことを言い、それでも「目をつぶってください」と言われ、「じゃ、何をするつもりなんか言えやッ!」とキレた。

他に2名、同じ手口でダマされた男性タレントがいるが、2人とも鼻の下伸ばしてデレデレしていた。何とも情けなかった。

この台本を作った人は、ターゲットが「キレる」ということは想定してなかったハズだ。
「喜ぶ」もしくは「とまどう」…この2つのリアクションしか考えてなかっただろう。
何てったって仕掛け人が「美人」だから。

でも普通、初対面でいきなりキスしてくるって、相当失礼だし問題行為だろう。
もし男性が女性にやったら、犯罪だろうし(ま、逆もそーかもしれないが)。
でもその点は見逃されるのである。何てったって仕掛け人が「美人」だから。

しかもこのメイクさん、仕事ナメてるわけで…。常識人ならそのテには乗らない。
藤原の怒りはもっともなのである。

一方、先週の佐々木健介はヒドかったなぁ。イメージダウンだ。
「女房(北斗晶)が暴行事件を起こした」というドッキリなのだが、証拠(暴行時の映像)もあるのに、警察やケガをした被害者に対して「ナメんなよ、コラァ!」などと恫喝するのだ。
スタジオでは「麗しき夫婦愛」ってなカンジでまとめようとしていて、気持ち悪かった。

でも私は「あぁ、この人は、我が子が学校で悪いことをして、先生からその報告を受けると逆ギレするような、モンスターペアレントなんだろうな」って思った。
家族愛も行き過ぎたらハタ迷惑だ。

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