「愛のことば」は名曲で迷曲

数年前、関西の知人と一緒にカラオケに行ったとき、「スピッツの曲で、メッチャいい曲があんねん。1回しか聴いたことないんやけど、メッチャ良くて。それ歌ってほしいねんけどなぁ」と言われた私は「あ、『愛のことば』だと思う」と答え、カラオケで披露。知人は「これや!これや!ありがとう!ありがとう!」と感激していた。

まぁ、スピッツの曲は自分で歌っても楽しくないんだけどね。他人に聴いてもらってても、「ゴメンなさいね、私の歌声じゃ、マサムネワールドを築けてないわよね」と卑屈になる。

しかし、スゴくないか? 手がかりは「いい曲」って言葉だけなのに、一発で当てちゃったのだ。私が「スゴくいい」と思っている曲と、初めて聴いた知人が「スゴくいい」と思った曲が一致している…しかもこれ、アルバムの曲だよ。ということは、「スゴくいい」と思う人はものすごくたくさんいるんじゃないかって…何がスゴいって、この曲がスゴいんじゃないかってこと。

毎度のことながら、歌詞は意味不明なんだがな。「雲間からこぼれ落ちてく神様たち」って何だ!? 隠喩めいたものなのかな? ちゃんとした意味があんのかな? でもなぁ、その分メロディーが何かを表現してくれてるカンジがするなぁ。生真面目な姉なんかは、スピッツの意味不明な歌詞がちょっぴり許せないみたいだが。

この曲のPVも意味不明で不気味な部分があったりするんだけど、セピア色の映像はイイ感じ。アップしてみたので、どーぞ。

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