テリュース・G・グランチェスター

マンチェスター・ユナイテッドじゃなくてよ(?)。

知人との会話の中で「キャンディ・キャンディ」という単語が出てきて、たぶんずっとキャンディキャンデイのことが頭の片隅にあったんでしょうな、夜中にふと「あれって結末どーだったっけ?」と思い、ネットで調べることに(ネットって便利ですな)。

多分リアルタイムでアニメを見ていたとは思うのだが、かなり幼少の頃だったのでほとんど記憶にない。ただ、姉がコミックを持っていたので、それで大体の話は覚えている。が、姉のヤツ、全巻ではなく、歯抜け状態でしかそろえていなかった。しかも、キャンディキャンディのコミックは9巻まであるのだが、肝心な9巻が欠落していたので、結末がわからなかったのである(とっくに全てのコミックは処分)。

かなり詳しいストーリー(それこそセリフも忠実に再現)が書かれたサイトがあった。ストーリーを読んでみると…いやー泣いた、泣いた…夜中に…キャンディ・キャンディで(笑)。いろんな人に感情移入しちまった。ナゾな部分もあるのだが、子ども向けの漫画にしてはかなり丁寧に創り込まれたストーリーだ。

そして思い出した…私は不良のテリィ(テリュース・G・グランチェスター)にホレていたのだ。
その頃と同じ感覚がよみがえってきた。私は「ハッピーエンドじゃないと気持ち悪い」というタイプの人間ではないのだが、キャンディとテリィが結ばれないのはイヤ!(←今さら…)
かと言って、テリィをかばって足を切断する大ケガをしたスザナを見放すテリィもイヤだし…イカン、イカン、これは漫画、漫画(と自分に言い聞かせる)。水木さんといがらしさんによる本物の続編が見たい(早く和解して…ま、せんだろな)。 

先ほどのサイトのストーリーを読んでいるうちに奇妙な感覚に襲われた。
キャンディが誰かとかぶるのである。誰だろう?
…それは昔の松田聖子であった。テレビの中の聖子はいつも明るく、笑顔で、天真爛漫であった(計算によるものなのかもしれないが)。そのキャラとかぶるのである。

そのモテ度もしかり。キャンディは、テリィ、アンソニー、ステア、アーチー、しまいにゃ二ールにまで恋心を抱かれていたからな。誰かが言っていたが、聖子の場合も、周りの男の人が皆、彼女のことを好きになってしまうんだと。

それに、イケメン好きのところも似てんな~。

あともうひとつ。スザナの自殺未遂事件は、中森明菜のそれと状況的、背景的に同じではないか。スザナが明菜(名前もちと似てる)で、テリィがマッチ。やっぱりキャンディは聖子となるワケである。

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