離脱を食い止めた赤い糸

突如カオスの渦の中へと投げ込まれた私は、なぜ最後まで耐え抜くことが出来たのか!?

・・て、大げさですね。またまた『ゆりあ先生の赤い糸』の話ですデへへ。

ただでさえ突飛で、しっちゃかめっちゃかな内容のドラマを、第3話くらいの、それも途中から見始めた私。

そりゃもうワケわからんかった。
何でこの人たちに居候されるハメになっとんの?とか。

そして、ゆりあとおぼしき人物が、誰かのことをゆりあと呼んでいる。
・・・え?

アンタ「ゆりあ」ちゃうかったんけッ!?


結論から言うと、「ゆりあ」という人物は2人いた。
もしかして3人いる?って思ったら、もひとりはよく聞けば「ゆうや」だった。。

そして志田未来も出てくるが、「この人がこんなチョイ役なワケない」と思い、「あぁ、この人も誰かの不倫相手ってことが後で判明すんのかよ~」といぶかる始末。

結局志田未来は、誰の不倫相手でもヒールでもなかった。
私がまだ観てない初期の頃には結構出てたみたい。

あと、ゆりあが居候に「刺繍教室の生徒さん」とウソついた青年のことを、ワシも「生徒さん」と信じ込んでたりな(ワシかわええ)。

いびつなホームドラマかと思いきや、ふたを開けてみれば、ゆりあとその青年の恋愛ドラマだったな。不倫ドラマでもなかったな。不倫関係なのだけど・・恋愛だったな。
登場人物のほとんどが不倫してたけどさ。。

全般的に、設定も展開もツッコミどころだらけなんだけど、そこをバンバン見過ごせる寛容さがないと、最後までたどり着けないでしょうな。

で、何で私がそういうものを見過ごしてまでこのドラマを観たかっつーと、2人の心の「機微」が丁寧に描かれてたから、かなー。

ただ、「おっぱい」ワードの頻出であったり、オバサン要素の無い菅野美穂の頻繁なオバサン自虐であったり、ガラッパチ要素の無い菅野美穂の行儀悪い座り方には、「おうおう、どした?どした?」ってなったけど、たった9話しかないドラマなのに原作の漫画に忠実であろうとした結果なのかもしれない。

あと、漫画ではもっと先生先生してたのだろうね。
ドラマでは、タイトルに「先生」というワードが入ってる意味すらなかったような。。

一方で、単なる脇役だろうと思ってた、知名度の低い若手俳優が、実はガッツリ菅野美穂の相手役だったのは、意外性があって良かった。

それは前述の志田未来とは逆パターン。
志田未来は「全然キーパーソンちゃうんか~い!」みたいな。

てなわけで、私が今年観た連ドラは2つ。
どちらもテレ朝で、しまいにゃどちらもカフェ開店してた。

カフェ開店て、女の人生再出発&ハッピーエンドの象徴なのか!?
こうも続くと、発想が安易だなっつーか、飲食店経営ってそんな甘いもんじゃないだろ、みたいな思いにも至ってしまうわ。。

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