ビートルズ的存在の2組のバンド!?

 NHK『映像の世紀』ビートルズ特集。

「ブーム」に留まらず社会的「ムーブメント」まで巻き起こし、文字通り「社会現象」だったのだとあらためて。

ご存知の通り、音楽レベルも非常に高い彼らだが、「まるでアイドルやがな・・」と思うほど、ギャルたちの狂乱っぷりが際立っていた。

コンサートでも女子の割合がすこぶる高く、「もっと男子がいてもいいのにな」と不思議だった。

端正な顔立ちのメンバーもいるから、アイドル視する女子も多かったのかなぁ。
アイドル視されないと、ブームって起こりにくいのかなぁ。

この特集を観てたら、私には国内の2つのバンド(音楽グループ)が浮かび上がった。

まず1組目はチェッカーズである。

女子から熱狂的支持を受けていた。男子だって髪型や服装を真似た。
楽曲も売れに売れ、確実に「ブーム」だったろう。

彼らも自分たちで演奏するし、フミヤの歌唱力とスター性は高いものだったし、アルバム曲なら初期から自作していた。

ビートルズはデビュー前、リーゼントと革ジャンというハードなスタイルだったが、まさにチェッカーズもそうで、そのことも共通している。

両者はそこから脱却することで大衆性を得る。
女子にとってもとっつきやすい存在となった。

そして2組目がブルーハーツである。

この特集でも、ビートルズがのちにミュージシャンとなる人物たちに多大なるインパクトを与えていることがわかる。

日本でも年配のミュージシャンは「ビートルズに影響を受けて音楽を始めた」という人がとても多く、「とにかく初めて聴いた時にガーンと衝撃を受けた」という表現がよくなされる。

私は、ブルーハーツもそんな感じで語られることが多いと思っている。
洋楽に寄せることなく、日本語でまっすぐメッセージを伝えるロックバンドの出現。

ちなみに・・
私が最も好きなビートルズの曲は『In My Life』な。

※関連記事・・・「チェッカーズはアイドルなのか」問題

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