たけし流「バカの見分け方」

ビートたけしの『バカ論』読了。

私はたけしの著書を何冊か持っているのだが、それらとかなり内容が重複していた。

著書を何冊か持っているからと言って、別に私は「たけし信者」ではない。

読んでいて、納得できる点とそうでない点は半々だ。

それなのに購入してしまうのは、あの文体に会いたいからなのかなぁ。

ところで、たけしは金を人に貸さない主義だ。

この本では、もうちょっと突っ込んだ話が載っていた。

かつて、友達から「200万貸してくれ」と言われたたけし。当然断った。

そして「その代わり、ここに50万あるからこれをあげる」と言ったのだそう。

貸すよりあげる方が、精神的にラクなのだと。
返ってこないことがほとんどだし、そのことで相手を嫌いになりたくないんだろうな。

そして、私がこの本の中で一番心に残った言葉は・・・

そいつがバカかどうかを知るには、質問させてみればいい。

「質問してみる」のではなくて、「質問させてみる」というのである。

そっちの方が「バカ度」がわかると。

・・なるほど、そうかもしれないね。

この時(⇒気の毒な気の毒な引退会見も、アホな質問ばかりだった。

平昌五輪でも、アホなインタビュアーにイライラさせられた。
(関連記事・・・宮原への「残念」は絶対おかしい!

ということは、池上彰の「いい質問ですねぇ!」は「あなた賢い!」と同義語なのかも(笑)。

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