モラルなき人々

大地震が起きたときでも、日本人はモラルを守る。
こんな非常時でも、略奪行為どころか、スーパーやコンビニの前に列を作って並び、きちんとお金を払って物を購入している・・何とすばらしき国民性。

しかし中には、モラルなき人々が存在する。被災者ではない。マスコミだ。

被災状況を全国に伝えるため、ある意味しょうがないことなのかもしれないが、ヘリをバタバタ飛ばして「あ、屋上で助けを求めています!」と実況するだけの行為な。そりゃ、それなりに訓練を積んで、それなりの装備をしてないと、救助することは難しいだろう。だったら、パンでも積んでさ、上から落下させてあげたらいいのに。期待させるだけさせておいて、「さよなら~」とバタバタ去っていくんだもんな、非情だよ。

それから、こういった非常事態にこそ各局の報道の質というのがわかる。
特にアナウンサーの質な。

やはりNHKの男性アナが秀逸だった。こういった報道は男性アナの方が向いているんじゃないか?女性は何かと感情的だから。不安を煽るようなことをせず、冷静で落ち着いたアナウンスが必要になる。

フジテレビの安藤優子アナ(キャスター?)は、常にテンパったカンジなのに、ところどころ冷酷(薄情)なカンジが合わさった、非常に奇妙なアナウンスを展開していた。巷でも安藤アナのアナウンス力の無さが批判されているが、私は元々彼女のアナウンス力にはギモンを感じていたので、「こんなもんだろ」と思ってる。「ようやく世間は気づき始めたか」と。昔から、よく噛むし、言葉が出てこないし、グダグダになることが多かった。「雰囲気美人」というのがあるが、彼女は「雰囲気キャスター」なのだ。「デキそう」という雰囲気で持ってる。

最初はスタジオでもヘルメットをかぶって報道していたが、彼女の美意識に反するのか途中で脱いでしまった。それでもスタッフに無理やりかぶらされ、ヘルメットのベルトをだら~んと垂らしたまま報道・・という何ともだらしない画になっていた。もう、カタチだけならやめればいいのに。
衣装も途中でチェンジした。ブルーの開襟シャツのようなラフなものになったのだが、そのVネックの開き具合がヒドかった。いい年コいてTPOというものがまるでわかっちゃいない。

衣装がヒドいと言えば、同じフジの秋元優里アナ。大惨事について報道しないといけないのに、乳房の上部までさらけだした衣装で登場。いつもコイツ、こんな衣装だもんなー。そしていつも以上に気合の入ったヘア&メイク。たくさんの犠牲者を出してるんだから、あらゆるものを控えめにしてくんないかな。どんな状況下でも自分のことしか考えちゃおらんのだ。
(一部の女子アナに言えることだが、こんな状況下で、肌の露出・どぎついメイク・アクセサリー類は避けろよ、バカか)

そしてその事件は起きるべくして起きてしまった。菅首相の会見時の映像中、マイクをオフにするのを忘れて彼女らしき人物が発した言葉・・「ヒャッハッハ、あー笑えてきた」。こういった状況下で、不謹慎極まりない言動である。大地震のことなんて「どこ吹く風」なんだろうな・・人でなし。最近彼女の横暴ぶりが報道され始めた矢先だったので、「さもありなん」と妙に納得した私である。高く伸びすぎた鼻は必ずへし折られるよ。

フセイジツ・フトドキ・フラチ・フジ。
例の映像には、「ふざけんなよ、また原発の話なんだろ、どーせ」というチンピラ丸出しの男の声も入ってた。

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