答え合わせとコンプラのはざまで

この物語はフィクションでございます。


某テレビ局幹部「うちも、タレントによるハラスメント事案がないか、聞き取り調査しなきゃだな」

~ 聞き取り調査開始 ~

番組女性スタッフA「実は、B社員を通して、タレントCさんからホテルの一室に呼ばれて・・体を触られたりしました。卑猥な写真を送られたりも・・証拠もあります。これです」

幹部「こ、これは・・あまりにもヒドい。大問題だ」
(心の声)「でも、うちの社員が絡んでるのか・・そっちの方が問題だな。これじゃ、あのテレビ局の二の舞だ・・マズいな」

幹部「あなたのプライバシーは徹底的に守ります。あなたもこのことを決して口外してはなりません。Cさんは番組から外しますし、あなたのことだと特定できないように配慮します」
(心の声)「詳しい内容が漏れるとこっちがマズいんだホント」

~ タレントCへの聞き取り開始 ~

幹部&弁護士「番組スタッフに対するハラスメント行為の情報が入っています。心当たり、ありますよね?」

タレントC「え!? あ、う~ん・・Aさんにあんなことやこんなことをした覚えがあります。あと、Dさんにもこんなことを・・」

幹部「わかりました。コンプライアンス違反で、番組は降りてもらいます」

タレントC「え~~ッ!?」

~その後のテレビ局トップの会見~

トップ「Cさんには、コンプライアンス違反で番組を降りてもらいました」

記者「それはどういった内容で?」

トップ「被害者保護の観点から、詳細を申し上げることができません」
(心の声)「それを言うと、こっちがマズいんだホント」

~その後のタレントCの会見~

「答え合わせができない!答え合わせができない!」

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