【ヒューマンエラー】人間には魔の瞬間がある

先日、タクシーに乗りました。

運転手「会社から、行き先は○○で予約されてると聞いていますが、間違いないでしょうか」
私「はい」
運「○○の正面玄関のところでよろしいでしょうか」
私「はい」

その後、運転手さんに道路のことで話を振ったら、延々と喋り続け、全く不快な話じゃなかったのだけど、普通ならここで曲がるってところで曲がらなかったんで、「おや?そういうルートもあるんかいな?」と思ってたら、しばらくして「あーッ!!間違って駅に向かってました!」と。

そーいや、道路の話から発展して、電車や新幹線の話にもなってたっけ。。
だからといって駅に向かう頭になってたとは。。

別に行き先が駅と反対方向というわけでもないし、料金メーターも早めに切ってくれたんで問題なかったんだが、私にはその時、頭に浮かんだことがあって。

新年早々の羽田航空機衝突事故。

日航機の乗員乗客に犠牲者は出ず、不幸中の幸いだったものの、海保機側では5名の尊い命が失われた。

これまた新年早々起こった地震の被災地に救援物資を運ぶ予定の海保機だったらしく、余計に痛ましい。

現在事故調査中ではあるが、震災に際してのイレギュラー対応の中で起きたヒューマンエラーである可能性が高い。

ヒューマンエラー・・今回のタクシー運転手も、あれだけ予め確認し把握しておきながら、喋りに夢中で、いやあるいは、喋ってなくても知らないうちに頭の中ですり替わっていたやもしれぬ。羽田の件で、駅まで運ぶことが多かったと思うし。

ふとした拍子での思い込みや勘違い。
私の件は実に些末だが、重大な局面では甚大な被害を引き起こすことがある。

あらためて怖いなと。
原因究明と再発防止を願う。

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