世界からふしぎ発見されたジャニーズの終焉
ジャニーズ事務所が消滅した。
令和にこんな日がくるなんて思いもよらなかった。
そして半年後に消滅するのは・・
クイズ番組『世界ふしぎ発見!』だ。
両者には何の関係もない。
ただ、「終焉への向かい方が残念」という点で共通している。
ジャニーズは文春裁判をターニングポイントにすべきだったと思う。
判決を厳粛に受け止め、社長は辞任、被害者に謝罪し補償を行っておれば、今のような事態にならずに済んだし、海外から突っつかれ調べ上げられる辱めも受けずに済んだ。
長い目で見れば、あの出来事は、ピンチではなくチャンスだったのだ。
それを活かせなかった。性加害をなかったことにし続けてきたツケだ。
『世界ふしぎ発見!』はほとんど観たことがないが、良質な長寿番組という印象。
今年になって司会者が交代したと聞いたが、ある時ふと目にしたらまだ草野仁がいた。
後で知ったのだが、草野仁は司会者ではないものの解説者のような役割でそこにいるのだとか。
それと、出演者らが相談して回答を出す、という形に変えたらしい(ヘンなの)。
おそらくこれらのリニューアルが改悪となり、ますます視聴者が離れていったのだろう。
こんな短期間で打ち切りになるなら、リニューアルもせず、草野仁が司会者のまま最終回を迎えた方がキレイだった。
あれでは交代した石井アナも立つ瀬が無い。
草野仁を切るなら切るで中途半端に番組に残さずに、完全に番組を刷新すれば良かったのだ。
ガラッと変えることにビビッたんか?
ジャニーズも、ジャニー喜多川の息のかかったジャニタレを社長に据えてさ、会見する度にボロが出てさ、本人のハラスメント疑惑まで噴出してさ、なかなか会社のイメージを一新できてない感じ。
無様でお粗末な終焉だと思う。どちらも何十年という歴史があるだけにね。
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