ボールガールは悪くない

テニスの全仏オープン女子ダブルスで、加藤未唯選手がボールガールにうっかり球をぶつけて失格処分になった問題。

ボールガールが泣かなければ、失格にはならなかっただろう。

対戦ペアが「彼女、泣いてるじゃない!」と騒ぎ立てることもないから、警告止まりだったろう。

被害者が泣いたか泣いてないかで処分が変わるのもおかしな話。

かと言って、ボールガールが悪いわけでは決してない。

「不意の衝撃」にビックリして泣いちゃう性質のコって、一定数いるのよね。
厳密に言えば「不意に人から受ける身体的衝撃」っつーか。

「痛さ」というより「衝撃」でパニクって泣いちゃう。
物にぶつかるとかじゃなくて他人による仕業だと、その衝撃を強く感じちゃう。

まーかなりの飛距離&ノーバンで頭に当たってるから、映像から受ける印象よりは痛かったんじゃないかとは思うけど。

昔『HEY!HEY!HEY!』で、SPEEDの新垣仁絵がダウンタウンの松ちゃんに頭を叩かれて泣き出したのよね。

言っとくけど、浜ちゃんじゃなくて松ちゃんよ?(笑)

ツッコミの必要もなく、叩く必要もない場面だった気がする。
意外性を狙って笑わそうとしたカンジ。

新垣仁絵にとってはまさに「不意打ち」。
やっぱり「痛さ」より「衝撃」で泣いちゃった気がする。

ここで私の高校時代の話をさせてほしい。

全校集会だったか体育祭の予行演習だったかを運動場でやる時に、集合時刻にA子と遅れてしまい、その他数名の遅刻者とともに、運動場から外れたところで立たされてたの。

で、横のA子とヒソヒソ喋ってたら、年配の男性教師に背後から強めのゲンコツを頭に食らわされて。

その時も「痛さ」より「衝撃」よ。不意打ちだしさ。
「痛ッ!!」ってより、「ウゲッ!!」って感じだったわよ。

まー泣きはしなかったのだけど(笑)。

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