なぜキリンビールCMは息子ではなく甥なのか

天海祐希と中井貴一のキリンビールCM。

新バージョンでは、「甥っ子が遊びに来た」とのナレーションが。

「甥っ子」?・・・別に「息子」でいいではないか。
「一人暮らしをしている息子が帰省してきた」みたいな。

出てきたのは、30歳のジャニタレ。

ははーん、天海祐希はこのぐらいの年齢の息子がいてもおかしくない年齢だけど、「えー!天海祐希ってそんな年齢なのぉ!?」と思われないように気を遣ったな?
もちろん天海祐希の兄姉の息子って設定だわよ(弟妹の息子ではなく)。

ん?・・だったら別に20歳ちょっと過ぎの男性タレントを「息子」として起用すればいいんでないの?
現に別のCMで、天海は女子中高生の母親役をしている。

キリンだって、人気のある三十路俳優なら、天海の甥っ子としてでも出てもらいたいだろうけど、その三十路ジャニタレは、人気も知名度も著しく低い。

はー。ジャニがねじ込んだな。ゴリ押しか。

設定ありきではなく、このジャニタレありきで設定を決めてる割に「ありき」にするほどのタレントパワーは持ち合わせていないがゆえに生じる違和感。

一方で、以前書いたこの記事(⇒ミツカン鍋つゆCM起用理由が見つかんない)のCMは、タレントパワーがないのにそのジャニタレありきにした為、設定すら無くさざるを得なくなって違和感が生じてるケース。

ざわわ・・ざわわ・・

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