カバーはいらん、セルフカバーはもっといらん

 「今の私で歌い直して聴きたいっていう声が、ファンの方から上がっていたんです」
と工藤静香。

そんなん、聴きたいかー?

それでセルフカバーアルバムを出しちゃった。

私、セルフカバーの存在意義がよくわからない。

いや別に歌い直さんでえーで? むしろ昔のままがえーのに。
・・と思っちゃう。どんな歌手でも。

工藤静香の場合、昔のヒット曲を、全部ミラクルひかる風に歌い直すってことだよねー?(笑)

ミラクルひかるによる工藤静香の歌マネを初めて観た時、笑撃(衝撃じゃなく)だったの。

中期から変化した(クセのある)歌い方をオーバーに再現してて、工藤静香の歌マネのアプローチとしてはとても斬新だったのよ。

語尾が「ギョロイ」ってなるヤツね(笑)。

まだ素直に歌ってた時代の曲も、全部「ギョロイ」「ギョロイ」と歌い直されて収録されたんじゃたまらない・・と思うのだけど、ファンは嬉しいの?

ソロデビュー35周年ってことで、そんなアルバムも出すし、音楽番組にもやたら出てる。

30周年(35周年よりデカい節目のはず)の時なんかより今回の方が断然露出過多。

特に大型音楽特番(やたら長時間のヤツね)に「工藤静香って出ないよな~」って長年思ってたら、今回出たし。

今年、紅白出場もあり得ると思うのよ、この流れだと。

紅白もね、昔のヒット曲を歌わせるためNHKが呼びそうなもんなのに、長年出てないからね~。
SMAPが出る間は出ないのかと思ったら、SMAPが出なくなっても出てない。

で、今年、何でこんなに音楽活動全開(テレビ露出増)なのかと考えたら、昨年メリー喜多川が亡くなったことがデカいんじゃないかと。

私には、工藤静香がメリー喜多川に媚びへつらってたような(勝手な)イメージがある。
だからメリーの機嫌を損ねないよう、音楽番組への出演も控えてたんじゃないかなー。

・・そして今、解き放たれた鳥のようになっておる。ギョロイギョロイと鳴いておる。

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