松田聖子の誕生を堪能

 『松田聖子の誕生』という本が出たので、購入し、読了。

何たってこの本の著者は・・


若松さん
なのだ。

・・「って、誰!?」ってなるよねー。

知る人ぞ知る、松田聖子を発掘したプロデューサーなのである。

それも、歌手を夢見る子たちの歌声が吹き込まれた、カセットテープの山から見出すのだ・・「すごい声を見つけてしまった」と。

いや、本来そうあるべきだと思うのだ、歌手の発掘なんて。
なのにどーしても外見に重きが置かれちゃう。

だから「若松さんってすごいなー」って、ずっと思ってた。

デビュー前の聖子は、オーディションでも第一次審査(写真と書類のみ)で落とされたり、プロダクション探しが難航したりする。

若松さんは、プロダクション関係者から「ああいう子は売れない」「華がない」「地味」などと言われ、断られてしまうのだ。

実は歌声に関しても、音楽家にはウケがいいものの、プロダクション関係者(若松さんが勤務するCBSソニーの同僚でさえも)の反応はそこまでいいわけではない。

いや、わからない。歌声に感動したとしても「その外見では売れんから、うちにはいらん」と思って「うーん、歌声もイマイチ・・」という反応を示した、ということも考えられる。

そもそも、聖子の歌声の何がスゴイのか。

もちろん表現力もハンパないのだが、もっと声質に焦点をあてることにする。

ハスキーがかったキャンディボイスの時期の魅力はわかりやすい。
とてつもないニュアンスが出るからね、ハスキーは。宇多田ヒカルとかもそうでしょー?

それよりもっと初期のハイトーンボイスの頃はどうか。
この頃もとにかくスゴイ。で、何が他の人と違うのか考えてみると・・

私、過去のブログでも、聖子の初期の声をよく「伸びやかでつややか」と表現してるのだけど、特に「つややかさ」が異次元なのだ。

あんなつややかな声、めったにあるもんではない。

もし前述のプロダクション関係者の中に、本気で「大した歌声じゃないな」と思った人がいいたら、その人はこの「つややかさ」に気づけない人だったのだと思う。

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