今だからこそ、まる子・カツオ・のび太

『ちびまる子ちゃん』の作者、さくらももこが亡くなった。

実は私と『ちびまる子ちゃん』には、浅からぬ因縁があるのだが、ここでは語りますまい。

感傷に浸ることも、ネット上ではやめようと思う。

さくらももこは、コミック、テレビアニメ、音楽、書籍・・・それぞれの分野で大ヒットを飛ばした人物。

才能もさることながら、時代にも大変恵まれていたと思う。
今なんて、それらの市場、縮小しまくってるワケだし。

平成という時代を席巻し、平成最後の年に生涯を閉じた、さくらももこ。
何と太く短い人生であろうか。

ところで。
ご長寿アニメの『ちびまる子ちゃん』『サザエさん』『ドラえもん』。

それらに出てくる小学生、「まる子」「カツオ」「のび太」について分析したい。

この3人の共通点は「なまけ者」。
ま、小学生なんて怠けるもんだ。だから夏休みも宿題がガッツリ出る。怠けさせない為に。
でもやっぱこの3人は、宿題を溜めちゃうんだよなー(苦笑)。

なまけ者の小学生だった人たちに、3人の中で自身はどのタイプだったかを尋ねるとする。

一番多い答えは、活発でズル賢い「カツオ」タイプではなく、グズで弱虫な「のび太」タイプでもなく、周囲をドライな目線で洞察して心の中で毒づく「まる子」タイプではないだろうか。

無邪気さとは程遠く、実は大人が一番苦手とするタイプの子どもかもしれない。
それゆえ、そのダークな部分を隠し続けた子どもも多いだろう・・いろんなことが見えてるのに、知らないフリをして。

というわけで、まる子に共感を覚える人が、秘かに一番多いんじゃないかと思うのだ。

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