番組の「降板」を「卒業」と呼ぶ風潮

「卒業」という言葉が乱れ飛んでいる。

そこここで、「◇◇さんは、今日で番組を卒業ということで・・」という紹介。

そう、テレビの中の話である。

いつしか「降板」を「卒業」というテイのいい言葉で表すようになった。
アイドルグループの「脱退」を「卒業」と言うみたいに。

それまでは何て言ってたかなぁ~? 
もちろんカメラの前で「降板」という言葉は使ってなかったはず。

「◇◇さんは、今日で番組出演が最後ということで・・」みたいな紹介だったかなぁ。
で、交代で入る人が、花束を持って現れたりしたんだ。

じゃ、いつから「降板」を「卒業」と言うようになったんだっけ~?

私の感覚としては、10年前くらいからかな~。
で、3、4年前からかなり定着してきた感じ。「乱用」と言っても過言ではない。

今回特に思うんだが、「卒業」どころか「降板」どころか、ほぼ「クビやろ」みたいな人がめちゃくちゃ多い。

結果が出せず、番組に置いておく意味がない、と見切られた人たち。
あるいは、『バイキング』の雨上がり宮迫みたいに、おそらく視聴者(主婦中心)からのクレームの多さで追い出されたであろう人とか。

自分の不倫、認めて笑いに変えてたらマシだったのに。
(関連記事・・・雨上がり宮迫の人間性を検証す
じゃなきゃ、他人の不倫ネタのたびに、針のムシロだろ、あんなの。

自分で自分のクビ、絞めちゃったね。案外、自分で降板を申し出たかもしれないね。
私だったらいたたまれないもの。。

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