関西人にしか太刀打ちできない関西人がいるらしい

佐川氏はなぜ文書改竄に手を染めたのか? 」というタイトルのコラムの中に、興味深い記述があった。

森友問題は結局、籠池氏という厄介な人物に周囲が振り回されたことが発端になっているとした上で、こう記されている。

関西には東京の常識では分かりにくい、いろんなタイプと背景の厄介な人がいる。そういう人たちへの対応は、関西人にさせないとうまくいかないので、各省庁の出先でも現地採用の中堅幹部があたって、東京から来るキャリアには扱わさせないことも多い。

なるほどなぁ、と思った。
ざっくり言うと、関西独特の「キョーレツ」な人がいるってことなのよね。

そういう人たちへの対応は、同じ関西人じゃないと難しい、というのが面白い。
うん、そうかもしれないなぁ。

籠池夫妻も、本当にキョーレツだもんなぁ。

印象的なのが、土地の価格をめぐる交渉の中で、籠池氏が担当職員に放った言葉。
ぐーんと下げていかな いかんよぉ?

これが東京の言葉だと、「ぐーんと下げなきゃダメだよ?」だ。
なんか弱い。反論も多少しやすいカンジ。

でもこの「ぐーんと下げていかないかんよぉ?」は、なんちゅーか「魔力的」だ。
すごく諭されるカンジ。向こうのペースに持っていかれるカンジ。(ダメぢゃん、私)

関西弁に加え、「タメ口」ってのもポイントだろう。
そもそも何で「タメ口」なのかってギモンはあるが。だって陳情する側でしょ?

ま、いろんな政治家だの首相夫人だの、そういう名前を出しつつ、上から目線の物言いで、重要人物であるかのように錯覚させ、優位に立とうという魂胆だったんだろうな。

さてさて今後、安倍内閣の支持率、ぐーんと下がっていくよぉ?

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