「羽生が金」「宇野が銀」は法則通りだった!?

羽生結弦、荒川静香、伊藤みどり、浅田真央、宇野昌磨・・・オリンピックで銀以上のメダルを獲得した日本人フィギュアスケーターである。

ここで、ある共通点に気づく。

金メダリストである羽生結弦と荒川静香は仙台出身。
銀メダリストである伊藤みどりと浅田真央と宇野昌磨は名古屋出身。

だから仙台の方がスゴイ、と言いたいわけではない。
名古屋出身のスケーターだって、金メダルを獲ってもおかしくない実力を持っていた。

伊藤みどりは、今よりずっとスケート靴が重かった時代に、トリプルアクセルを成功させており(フィギュア女子で世界初)、身体能力はこのメンバーの中でも随一だったのではなかろうか。

ところで、フィギュアに限らず、日本人に限らず、「銀メダリスト」というのは、表彰台で一番浮かぬ顔をしている。

金メダルを目指してた人がほとんどだからだ。
金メダルを取りこぼしてしまった・・という感覚。

浅田真央に至っては泣いていた。

銀メダリストより、銅メダリストの方が嬉しそう。
メダル獲得を目指してた人が多いからだ。

もちろん、金メダル候補と目されながら、銀にも銅にも引っ掛からなかった選手もいる。

今回の平昌オリンピックに出場した、米国男子フィギュアのネイサン・チェン選手もその一人だ。

本来なら、羽生選手と金メダル争いするはずだった。

しかしショートでジャンプがことごとく失敗。
その後のフリーで4回転ジャンプを5回も成功させるが、ショートの得点が響き、5位に終わる。

ショートでは緊張してミスを連発し、そのことで吹っ切れてフリーではほぼ完璧な演技。
・・・ってことなのかなぁ~。メンタルの問題になるのかなぁ~。もったいないなぁ~。

フリーの技術点で宇野は羽生を上回って2位で、フリー全体の点数は羽生が2位だったと知り、「技術点の1位は誰?フリーの1位は誰?」と思ったら、どちらもネイサン・チェンだった。

そう。フリーだけなら、ネイサン・チェンがぶっちきりの1位だったのだ。
あ~、ホントにもったいないなぁ~。

実は私、彼のフリーの演技、観てないのよ。
いつか観なきゃ、と思ってる。 絶対観る!

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