小平に「獣」と言ったアナの致命的欠点

平昌五輪スピードスケート女子500mで金メダルを獲得した小平奈緒選手に、TBSの石井大裕アナウンサーが投げかけた言葉が物議を醸している。

「まさに、獣のような滑りだったと思いますけど」

これが、「女性に対して失礼だ」などと非難されているのである。

・・・実は私、何とも思わなかった。

チーターとか豹のように俊敏だった、と言いたいわけでしょ?

でもまぁ、「獣」は何もチーターや豹みたいな動物だけではないし、「ケダモノ」という読み方だってできるわけで、そこらへんに嫌悪感を抱いた人たちが多かったってことよね。

やはりこれだけの人たちに嫌悪感を抱かれるとなれば、言葉のチョイスに多少問題があったとも言える。

私はどちらかと言えば、「獣のような滑りだったと思いますけど」と言って、すぐに相手にマイクを向けたことの方が気になる。

小平選手も戸惑ってた。

「ありがとうございます」と返すのもヘンだし、「そうですね~」と認めるのもヘンだし、リアクションとして何が正解なのかわからない。

そーなのだ。

この石井アナってのは、選手が返答に苦しむような言葉の投げかけをするのだ。

この記事を読んでもらいたい。
選手へのインタビューに感じる違和感

名前こそ出していないが(そこはオレの気遣いだッ)、この記事の中の「アナウンサー」ってのは石井アナのことだ。

なんちゅーか彼、インタビュアーとして個性を出そうとしてくるのだ。
インタビューの場は、彼にとって「自己演出の場」に他ならない。

選手の気持ちに寄り添うことなどしない。
一風変わったコメントを投げかけてる自分にウットリしてるだけ。

ま、「一風変わった」=「的外れ、非常識」なんだがな。

東京オリンピックで選手にインタビューするのが夢だとか言ってるけど、やめとけやめとけ、選手が気の毒だから。

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