ボーカル以外のバンドメンバーの存在意義

今回の小室哲哉の引退は、TM NETWORK のメンバーにも知らされてなかったらしい。

この引退発表が、いかにいきあたりばったりのものだったかがわかる。

ところで、TMのギタリストである木根の演奏が、実はB'zの松本によるものだった話は有名だ。

それは一時期だけだったのかもしれないが、なかなか衝撃的な話であった。

じゃー木根さん、いる意味ないじゃないの。。(苦笑)

と同時に、当時は無名だった松本さんの実力がホンモノであることも示している。

そう言えば、無名時代の布袋寅泰も、ギターの才能を買われて、山下久美子のバックバンドとして呼び込まれたらしいからな。

でもバンドって、こういう人たちばかりじゃないじゃん。

結局、プロのスタジオミュージシャンの演奏でレコーディングなり何なりした方が、出来は断然いいわけよね。

だからレコード会社も、演奏のプロはこちらにいくらでもいるのだからってことで、ボーカルを欲しがる傾向にあったみたいね、かつては。

チェッカーズも、杉山清貴&オメガトライブも、ミスチルも、スピッツも、当初のレコード会社の本音としては、ボーカルだけをソロミュージシャンとしてデビューさせたかったみたい。

これは意外と「バンドメジャーデビューあるある」なのかもしれないね(笑)。

でも結構ボーカルが嫌がるらしいのよ、「バンドじゃないとヤだ」って。

スピッツもそう。

で、スピッツはデビュー後、「このままでは、スタジオミュージシャンに頼むことになるよ?」などと、かなり発破をかけられながら必死で練習して、それぞれがあそこまでの職人技に行き着いたらしい。

当時の焦りやもがきについては、この本に詳しく載ってるよ。⇒ ⇒

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