選手へのインタビューに感じる違和感

ホリエモンは、道で声をかけられるのが嫌いで、「堀江さんの本を読んですごく感動しました」と言われても、「だから何?」と思うんだそうな。

・・・やれやれ。

それを聞いて思い出したのが、試合後のスポーツ選手へのインタビュー。

インタビュアーが「おめでとうございます」と言った後、すぐ選手へマイクを向けるやつね。

いや完全に「ありがとうございます」待ちなワケよね。
何か無意味だよな~、これこそ「だから何?」だろう。

本来なら「おめでとうございます。まずは今のお気持ちをお聞かせください」が望ましい。せめて「おめでとうございます。やりましたね!」とかさ。

確か、今回の世界陸上でも、400mリレーの予選終了後のインタビューで、「決勝進出おめでとうございます」と言って、すぐ選手たちにマイクが向けられてた。

それと同じインタビュアー(アナウンサー)だと思うんだけど、サニブラウン選手の200m決勝終了後のインタビューで「夢の舞台を日本人として走っていただいてありがとうございます」と声をかけてた。

え?この大会のために日本国籍を取ったの?って思っちゃったわよ。
オリンピックに出るためにカンボジア国籍を取った猫ひろしと同じなのかと。

そうではなく、日本生まれで日本育ち、ずっと日本国籍なんでしょ?
何でそういう言い方になるかねぇ・・ちょっとゾッとしたわ。

それに対してサニブラウン選手は、少々困惑しながらも立派な対応で。若いのに。
あんなもん、大人でも面食らうぞ。

「おめでとう」に対してなら「ありがとう」だけど、「ありがとう」と言われてマイク向けられるんである。しかもよくわからん理由での「ありがとう」だ。

かと思えばさー、400mリレー決勝終了後のインタビューでは、逆に「おめでとうございます」の第一声がなかったのよ!

メダル獲得したってのにさ!

何てこったい。

いきなり「日本は今、最高の日曜日朝を迎えております!」で始まった。
それが言いたくて必死なあまり、「おめでとうございます」が吹っ飛んだか。

何とその後、やはりすぐ選手たちにマイクを向けるのである。

ヘタクソかッ!

いや、選手たち、ガツンと言っていいよ・・・「だから何?」 と。

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